コスパに優れる日本製みまもりGPS発信器 GPS BoT
こんにちはFLIP↗FLOPです。
今回は「世界をみまもる知性ロボットBsize BoT シリーズ」をリリースしているBsize社のGPS BoTです。
Bsize社は現在「みまもり」「LEDデスクライト」「ワイヤレス充電器」の3つカテゴリーで製品を飯場していますが、そのうちの「みまもり」シリーズ4種のうち製品として販売されているのが、月額480円で利用できるGPS BoTです。
キッズケータイ(ドコモの登録商標)やauのmamorinoでは、GPSで位置情報を取得し現在地をリアルタイムで確認できる機能や防犯ブザーが搭載されており、学齢期の子どもを持つ層で高い認知度を誇ります。
しかしこれらの端末は子どもに持たせることを前提としており、高齢者が持つにはちょっと抵抗のあるデザインです。
それとは対照的に今回のGPS B oTはシンプルな形状で、ボタンすら存在しません。余計な機能をそぎ落としたことでユーザーの幅が広くなったことで年齢を問わず使えるのが特徴です。
私の家では認知症で徘徊してしまう祖母に持たせ、家族親族で位置情報を見て見守っています。
まあ、前置きはこれぐらいにしてGPS BoTを見ていきましょう。
製品の仕様
契約事務手数料 無料
月額 480円
年縛り なし
契約解除料 無料
保護者側のアプリ 無料
アプリでの位置サーチ 無料
保護者のスマホキャリア なし
重量 46g
寸法 幅5cm 高5cm 厚み1.9cm
色 マットホワイト
バッテリー リチウムイオンバッテリ内蔵
モード
バッテリ優先モード 目安:3日〜7日(約3分に1回の現在地更新)
頻度優先モード 目安:1日〜4日(1〜2分に1回の現在地更新)
充電時間 2時間〜3時間
充電端子 MicroUSB(Micro-B)
通信方式 W-CDMA(3G)
測位方式 GPS / WiFi / 携帯基地局測位および独自クラウド測位
通信可能エリア ドコモ3G(FOMAエリア / FOMAプラスエリア)
アプリはGoogle PlayとAppStoreの両方にあります。こちらはGoogle Playの方です。
GPS BoTを利用するにはまずユーザー登録と支払い設定を行います。本体は契約期間のない買い切りタイプで、サービス利用料として月額480円がかかります。
アプリの右上のカートアイコンから公式ストアでGPS BoTを購入することもできますが、総額は現在のところAmazonと同じでした。
各種手続きを行いログインするとこのような画面が表示されます。上はデモ用の画面で、後から削除することもできます。下に自分の購入したGPS BoTを登録します。
画面の指示に従い、GPS BoTの底部に記載されているIDを入力し接続します。
設定アイコンを押すと登録しているGPS BoT、見守っている人、通知設定、モード設定が行えます。
このあたりは上のYouTubeの方で見た方が分かりやすいと思います。
すべての作業が完了しアプリを起動すると、GPS BoTの現地が表示されます。
地図はGoogleマップでスワイプやピンチイン・アウトで操作が可能です。
画面をタップすると詳細表示画面に切り替わります。
現在地のタブを押すと、現在地を大きな地図で見ることができます。
なお家族の個人情報保護のため地名等は消してあります。ご了承ください。
使い始めてしばらく経過すると、GPS BoTの移動範囲からその人の活動エリアが青線で表示されるようになります。
もし青いエリアから出て敷いた場合は「ふだんの行動範囲から離れたようです」という警告が届きます。行く予定のない場所や時間帯にこの通知が届くと異常事態だと分かるので非常に便利な機能です。
これがその通知が来たときの位置情報でした。何事かと思って見てみましたが、このときは友人の車に同乗して出かけただけでした。
通知設定から自宅や学校、病院など任意の位置を通知スポットに設定すると、その位置から出発したときと帰ってきたときに登録したスマホに通知を送ります。名前も自由に設定できるようになっています。
移動履歴のタブでは、設定した時間毎の移動位置を表示します。下のスライダーを動かせば、その日の移動順でアイコンが移動します。
カレンダーを押すとある程度過去に遡って移動履歴を見ることができます。
GPS BoTは、位置を確認し知らせる機能だけを本体に持たせ、その他の機能はアプリが引き受けています。こうすることで持ち主は何もしなくてもよくなるので、子どもだけでなく見守りケータイが使えない、すぐに置き忘れるといった高齢者でも持たせるだけで済むので非常に便利です。
通知頻度をバッテリー優先にしていますが祖母は一日中歩き回っているので、充電頻度は1週間に届かないぐらいです。とはいえバッテリーが少なくなるとスマホに通知が届くので今のところバッテリーが切れて追跡不能になったとことはありません。
子どもならランドセルやカバンに付けることができますが、認知症の祖母はカバンも持たずに外に出ようとするので、そこが唯一困ったことでした。
家族でいろいろ話し合って、好みのケースに入れ、外せない程度の肩掛けにして毎朝持ってもらっています。
認知症になってから外出に並々ならぬ情熱を持つようになり、ルパンか引田天功かというぐらい予想外の方法で、しかもたった数分で行方不明になったことが何度もあり、各所にご迷惑をお掛けしていました。
24時間目の前にいるわけにもいきませんが、GPS BoTを導入したことですぐに行動が分かるようになり、介護する家族のストレスがかなり軽減されました。
見守るにはいろいろな方法がありますが、価格・費用・契約の縛りなし・アプリの使いやすさ・通知に関する機能などを総合すると私の場合はGPS BoTが最適解です。
GPS BoTドコモの3Gを使用していますが、先日2026年3月31日をもって完全終了のアナウンスがありました。4Gの整備が進み5Gのロードマップも整いつつある今、長きにわたって心配せず使えるよう後継機種の開発にも期待したいところです。
ということで今回はBsize社のGPS BoTでした、子どもを見守りたい、高齢者の見守りに使いたいという方やその他の使い方をひらめいた人など気になった方はチェックしてみてくださいね。
-
前の記事
Echo Dot 第3世代投げ売り ホントは219円だった!? 2019.10.24
-
次の記事
Godox世界同時セール11月11日16時から! 2019.11.08