ActyGo AP-008 マクロ&広角レンズ ビッグなレンズでシューティング!

ActyGo AP-008 マクロ&広角レンズ ビッグなレンズでシューティング!

こんにちはFLIP↗FLOPです。

今回は新作の望遠スマホレンズもリリースした株式会社エープラスの ActyGo AP-008 マクロ&広角レンズです。AmazonとYahooで販売されています。
以前にセルカレンズ7点セットと望遠付きスマホレンズセットをレビューしましたが、今回のAP-008はマクロと広角に的を絞った製品です。
相変わらずマクロは楽しいです。HDV-534KMのクワガタに続いて今回はショウリョウバッタが出てきます。ちなみに漢字で書くと「精霊蝗虫」なんですよ。

同社の望遠付きスマホレンズセットのマクロや広角とも比較してみたいと思います。

なお、今回製品をご提供頂いたメーカー様には感謝申し上げます。
   

日本のメーカーだけあってパッケージにも安心感があります。

レンズとクリップのほかに説明書とクリーニングクロス、携帯ポーチが付属しています。

マクロ使用時は広角レンズを外して使います。クリップはけっこう大ぶりですね。

外してみるとスマホ側のレンズ穴に対してそれぞれのレンズがかなり大きいことが分かります。

一番左が ActyGo AP-008 、中央がActyGo望遠付きスマホレンズセットのマクロと広角、一番右が以前にレビューした OMASI スマホ用カメラレンズ 2in1です。

ActyGo AP-008とOMASIはほぼ同サイズですがAP-008の方がわずかに大きく、そのため一眼レフカメラ用のレンズフィルターが装着できます。

これはAP-008と望遠セットのマクロ&広角の比較です。

望遠セットの方は完全に携帯性重視、AP-008は集光重視ということでしょうか。

さて作例を見ていきましょう。ActyGo ブランドのレンズで個人的に楽しみなのはマクロ撮影です。
ショウリョウバッタのアップです。本人は草に擬態しているつもりなのかすまし顔です。

庭に咲いている花です。花には疎いので名前が分かりません。ほこりやゴミもしっかり写るのできれいな花を探すのに時間がかかります。

朝露のアップです。以前は専用機材が必要だったのに、スマートフォンにレンズを追加するだけでこんな写真が撮れてしまうのはやはりすごいと思います。

上がAP-008のマクロで撮影したもので、下が望遠セットのマクロ出撮影したものです。

どちらもピントが合ったところは非常にシャープに写ります。

AP-008はレンズが大きいため、にじむようなボケが美しいです。また光を集めやすいというのもマクロ撮影では助かります。ただし被写体にぶつかりやすくなるのでこのあたりは好みにもよりますね。

スコーピオンタイプのカメラハンドルにiPhoneを取り付けて、AP-008を装着するとビデオカメラぽくなります。大きいので押し出しが効くという印象もあります。

この状態ではクリップは上に回した方がずれにくいです。

極厚のUlefone Armor Xにも取り付けてみました。iPhoneの倍近い14.5mmの厚さなので挟みきれません。
AP-008が薄い機種用というわけではなくUlefone Armor Xがあまりにも厚すぎです。これはレアケースだと思います。

広角レンズの効果も見てみましょう。以前も出てきた石川県小松市の「こまつの杜」に鎮座している世界最大級大型ダンプトラック、930Eです。小学生が7400人乗っても大丈夫というモンスターです。

iPhoneに何も付けずに撮影するとこんな感じです。

同じ場所でAP-008を装着すると余裕を持って画面に収められます。

たいしたことないじゃんと思うかもしれませんが、タイヤの横に写っているおじさんと比べると、930Eと乗り込むための階段を画面に収めるには広角でなければ無理です。

ActyGoブランドは、さまざまなラインナップで展開しています。その中でもAP-008はマクロと広角に絞ることでレンズサイズを拡大し集光性能を上げています。
全体のサイズが最大クラスなので携帯性が・・・と感じる人もいると思います。
望遠セットの方は限界まで薄く小さくしているので、子どもに持たせたら一日でどっかに忘れてきそうですが、AP-008は存在感があるので絶対に紛失しないです。

夏休みにスマホ持ちの子どもに持たせておくと、生き物や植物観察に活躍します。お出かけしたときに広角レンズは親が使って、マクロレンズは子どもたちが使うというのも面白いと思います。
ビデオカメラを買うのは気が引けるけど、スマホがあるから活用したいというニーズにも合っていると思います。

フィルターも付けられるAP-008が気になった方はチェックしてみてくださいね。