ActyGo20倍望遠レンズ 最大倍率モデルの実力を検証

こんにちはFLIP↗FLOPです。
今回はActyGoスマートフォンレンズの中でも最大倍率モデルである20倍望遠レンズ AP-012 です。

場所は福井県あわら市のレンゴー金津製紙工場グラウンドです。先日4月1日に原作者の末次由紀さんと出版社双方の了解のもと正式に「あらた坂」という愛称が付きました。その効果もあり撮影当日は記念碑を撮影している人も多かったです

ちょうど昨年のサクラの時期にActyGo セルカレンズ7点セット をレビュー(10月30日に移転掲載)しました。奇しくも1年前と同じ場所でレビューしてみたいと思います。では本題のレビューにいきましょう。
製品の仕様
倍率 20倍
カラー ブラック
硝材 BAK7ガラスプリズム
付属品
・望遠レンズ用クリップ
・スマホホルダー
・三脚
・クリーニングクロス
・レンズポーチ
・単眼鏡用アイキャップ
・レンズキャップ
・説明書

そのほかにポーチやらクリーニングクロスなどぎっしり入っています。





パンは360度、チルトは180度の範囲で稼働するため、あらゆる角度で撮影できるようになりました。

写真はiPhone7Plusですが三脚が大型化したこともあり、アンバランスさはなくなりました。
望遠レンズを外せば、スマホ三脚としてももちろん使えます。
では件の場所でサクラを撮ってみましょう。


左が手前側で右が奥になるようサクラの列に対して斜めに撮影しています。
そのため望遠レンズでは被写界深度が浅くなり、左と右の3分の1程度はボケになります。
中心の赤い提灯を見るときちんと畳みじわが見えますね。
画面中心にある木の幹の凸凹もしっかり写っており、ノートPCぐらいまでなら十分きれいな映像になります。


上下は4:3と変わらないのですが、両サイドがカットされることにより極端さがなくなりました。
丸いレンズを一番キレイに使えるのがこのアスペクト比のようです。
静止画を撮るのなら1:1が最も使いやすく見やすいという結果になりました。

赤い提灯がさらに大きくなりました。
静止画を取り忘れのたため動画のスクリーンショットとなっております。
マルチレンズ機種で望遠モードが使える場合、このように取り付け場所を変えるとさらに倍率を上げることができます。

さすがに端もキッチリ写っています。専用機なのでこれができなければ存在意義がありませんね。

うーん華やかですな(^_^;)
でもフィルターを掛け合わせることで、周辺のボケをうまく生かせています。
一眼レフの望遠レンズは野鳥撮影など厳密な描写が求められますが、スマートフォンで望遠レンズを使うなら、こうやってフィルターやエフェクトを掛け合わせることで新しい使い方ができそうです。

冬に撮影したのでいろいろ枯れていますね。
広角や魚眼レンズと違い望遠レンズにはピントリングが備わっていますので、それも見てみましょう。


手前の枝は大きくぼやけ、対岸の階段や柵などにピントが合っています。
望遠レンズの場合、障害物が手前にあってもピントを変えることで見せたい物を強調することができます。
ActyGoの公式サイトの説明動画では動物園の柵がある場合、策にレンズをくっつけてしまうことで目立たなくするというテクニックも紹介されていました。
スマートフォンは広角レンズがデフォルトですが、スマートフォン用望遠レンズを組み合わせることで応用範囲が広がります。
ということで今回はActyGoの20倍望遠レンズでした。
マルチレンズのスマートフォンの望遠モードを使えばとんでもなく倍率が上がるので、点でしか写らなかった物が撮影できるようになります。
また世代が新しくなり三脚も大型化したので、コレだけ持って行けばかなり撮影シーンが広がります。
気になった方はチェックしてみてくださいね。
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