VANTRUE T2 うりぼうも写せるOBD対応ドライブレコーダー

VANTRUE T2 うりぼうも写せるOBD対応ドライブレコーダー

こんにちはFLIP↗FLOPです。

今回はVantrue Japanの販売するドライブレコーダー VANTRUE T2 です。
ドライブレコーダーとしては珍しい形状ですが、各モデルとも特色がはっきりしています。
T2はOBD給電ケーブルでの常時監視とマイクロ波による動体検知が特徴です。


製品の仕様

レンズ F1.8
画角 160°
動画解像度 最大1920×1080 30fps
記録メディア microSD 64GBまで
液晶サイズ  2.0型TFT
プロセッサー NOVATEK NT96655
センサー SONY製 IMX323
電源タイプ コンデンサ
電源供給 USBもしくはOBDケーブル
駐車監視 マイクロ波

廉価なドライブレコーダーと違い独特の形状をしています。

ドライブレコーダー本体に加え、取り付けブラケット、USB給電ケーブル、OBD給電ケーブル、説明書が入っています。

細身のボディですがモニターは2.0型なのでメニュー表示も問題ありません。

操作はこの4つとモニター横の2つ、合計6つのボタンで行います。

外部出力やmicroSDスロット、MiniUSB端子は側面のカバーをめくると出てきます。

VANTRUE はN2やN2proと同じようにT2もマウントと本体に電気接点があり、マウントに電源を接続しての使用もできます。というかそのほうがケーブルが目立たないです。

そしてT2の特色でもあるOBD給電ケーブルです。
本体への給電はシガーソケットなどからのノーマルな給電とOBDからの常時給電を選べ、シガーソケットからの給電は当然ながらキーをACC以上のところにした場合にのみ作動します。
一方OBDは、もともと整備士が車両の状態を確認するためのものなのでバッテリーさえ接続されていれば電源を確保できるのが強みです。
そのためエンジンを切ってキーを抜いていても24時間駐車監視が可能になります。


T2は一般的な赤外線ではなく、マイクロ波を駐車監視に採用しています。
ざっくり言うとコウモリが飛んでいるときに前方を検知するのと同じ仕組みです。
赤外線とは違い、壁や気温の変化などでは反応せず、動く物体だけを感知するので無駄な起動をせず、より確実な録画ができます。

そしてオプション扱いですが、GPSマウントに交換すると走行中の位置情報を記録できます。


GPS情報は「DATACAM PLAYER」という専用ソフトで映像を再生すると、下記の画像の様に走行中の映像と連動してマップをリアルタイムで移動していきます。

日中の映像ですが、色は比較的濃いめになっています。廉価なものだと色の階調が少ないものもありますが、VANTRUE は階調も自然で細かい文字も読み取りやすいと思います。

夜間の映像も日中と同じように色は濃いめですね。画像は動画のキャプチャですが奥行き感がきちんと出ており、夜になったら使い物にならなかったなんてことはありません。

先日、ちょっと寄り道していたら、前方に何か動く小動物を見つけました。
それが下の写真です。

何かと思って近づいてみると・・・


イノシシの子どもでした。母親は近くに見当たらなかったので5分ほど眺めていました。

VANTRUEは実力はあるのに、なぜか家電批評やMONOQLOでは取り上げられません。
さらに上のハイクラスのものと比べると当然差し引く部分は出てきますが、激安品を買って失敗するまえにVANTRUEを使っておけばがっかり感はないと思います。
セールやクーポンをうまく使えば12000円台にあることもあります。

ドライブレコーダーの入れ替えを考えている人や、これから付けてみようという人は参考にしてみてくださいね。