IPX7でも音声が聞き取りやすい! Bluenin T30フルワイヤレスイヤホン
こんにちはFLIP↗FLOPです。
今回はDolTech Directが販売するBlueninのアクティブワイヤレスイヤホンT30 です。
フルワイヤレスイヤホンもどんどんサイズが小さくなっていますが、用途や付加価値によってキャラクターが大きく変わってきます。
今回のT30はハードな動きでも落ちない耳掛けタイプとなっており、耳に入れるだけのタイプよりも安心感があります
今回はメーカーさまより製品をご提供いただいてのレビューとなっております。メーカーさまにはこの場をお借りして感謝申し上げます。
製品の仕様
Bluetooth Bluetooth 5.0/apt-X
定格入力 DC4.75V~5.3V/400mAh
バッテリー
ケース 3.7V/2500mAh リチウムポリマー
イヤホン 3.7V/55mAh リチウムポリマー
最大通信距離 10m
最大待機時間
ケース 2000時間
イヤホン 500時間
連続通話時間 6時間
連続再生時間 6時間
充電時間 約1時間
最大外形寸法 99mm× 55.8mm×35.5mm
動作温度 -10°~50°
パッケージは黒を基調した箔押し仕様です。
撮り忘れましたが、開封するとT30がまず鎮座しており、クッションを取り外すと下の付属品の入った箱を取り出せます。
ケースは傷が目立たないよう溝が彫られたタイプでアクセントとしてオレンジが使われています。
付属品は説明書と保証書、充電用ケーブル、イヤーチップです。
T30のケースはマグネットロックではなく、落としても空きにくいようツメによる物理ロック方式です。
バッテリーインジケーターが奥にあります。%表示なので残量が分かりやすいのが助かります。
ケースから取り出したところです。イヤホンとケースのデザインに統一感がありますね。
操作はこのロゴ部分をタッチします。恐る恐る触るより、トンっとリズミカルに押した方がコントロールしやすいです。
内側に充電用の電極が見えます。フック付きなのでケースに入れる際にどっちがどっちだっけと迷うことがありません。ソラマメみたいな形状だとよく左右が分からなくなるんですよね。
ノズルはノーマルな筒状です。前回レビューした同じカナル型のi3Proとは異なり、T30は耳に突っ込みすぎるとノズルを塞ぐ感じになってしまうため耳に掛けて軽く押し込んだ位置がベターです。
装着するとこんな感じです。耳掛けタイプですが、フックは比較的柔らかめで長時間装着していても痛くなるようなことはありませんでした。この形状なので思い切り引っ張られない限り落ちることは無いと思います。
ブラックカラーなのと独特の形状により結構存在感がありますね。
ケースへの充電は背面のUSB-TypeCから行います。未だにmicroUSBのメーカーが多い中、使いやすさを考えたUSB-TypeC端子を採用しているのは好印象です。
T30にはモバイルバッテリー機能も搭載されています。ケース底面のカバーを外し、USB端子に手持ちのケーブルを接続して充電します。
ペアリングは特に難しいことも無くすぐに接続できます。
iPhone以外だとVentureCraftのDAP、SounDroid VALOQ(未発売カラーなのでおそらく試作機?)にはBluetoothはないので3.5mmイヤホン端子からトランスミッターでT30に接続しています。
イヤホンとしての音質ですが、その形状を見ても分かるとおり大人しく座って耳を澄ませて聴くような用途ではなく、アクティブな動きでも聞き取り安く、ある程度周囲の音を聞き取れるような仕上がりになっています。
T30で米津玄師の「STRAY SHEEP」をひととおり聴きましたが、静かに聴くよりもボリュームをある程度あげた方がボーカルが生き生きします。「感電」のワンワンやニャーはちょっと離れ気味ですが音の響き方に変な癖はなくどの音もそつなく聞こえます。余談ですがメロガッパの強烈なミックスを聴いてしまった後だと「Flamingo」が途中で桃太郎に変わっちゃうんですよね。
L’orchestre De Contrebassesの「Bass,Bass, Bass, Bass, Bass and Bass」や工藤重典の「G線上のアリア」ですが、「Bass,Bass, Bass, Bass, Bass and Bass」の表題曲はTaotronicsのsoundliberty 53よりも低音が聞きやすくコントラバスをパーカッション代わりにバカスカ叩いている音も小気味よく聞こえます。
個人的に使いやすいと思ったのは、通話やLINE通話、Zoomなどのミーティングで人の話し声を聞き取る用途です。低音をやたらめったら強調するわけでもなく、高音は多少控えめではあるものの必要は部分をきちんとカバーしており、通話中に聞き直すようなケースがほとんどありませんでした。
私のように左右の耳の穴のサイズが違う人やアクティブに動き回る人にとってフック型というのは落ちる心配が無く非常に重宝します。
BlueninT30が気になった方はチェックしてみて下さいね。
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