精悍なボディと圧倒的ライブ感! ワンーキョー G10ゲーミングイヤホン
こんにちはFLIP↗FLOPです。
今回はワンーキョーのゲーミングイヤホンG10です。
ワンーキョーはAndroidタブレットやプロジェクター、ヘッドホンを手がけており、
再生から映像・音声出力まで同ブランドのみで揃えることも可能です。
今回はメーカーから製品をご提供いただいてのレビューとなります。
メーカーさまにはこの場にて感謝申し上げます。
プラグ 4極3.5mm
周波数 20-20000Hz
インピーダンス 16Ω
SN比 98db/mW
ドライバー径 10mm
ケーブル長 1.0m
スプリットケーブル長 1.2m
マイク インラインマイク/脱着式マイク
付属品 イヤーピース S・M・L イヤーフック S・M
ポーチ マイククリップ マイク
外観
精悍なブラックベースのパッケージの中で赤文字の「G10」とハウジングのマークが目立っています。
表面をパカッと開くとG10が登場します。
S・M・Lのイヤーピースとイヤーフック、脱着マイク、PC用分岐ケーブル等が入っています。
付属品は比較的多めですね。
ハウジングは六角形を基本とした複雑なデザインです。
ダークレッドのマークがアクセントになっています。
装着するとこんな感じです。大ぶりのボディーですが見た目よりもずっと軽いです。
赤いマークが矢印っぽく見えますね。
イヤーピースとイヤーフックは独立しておりユーザーの耳に合わせて自由にカスタマイズできます。
ノズル先端の太くなっている部分は幅が広めにとられています。
L側には専用マイクの接続端子があります。
プラグ周囲がカマボコ状になっていて取付方向が決まっているタイプです。
マイクは金属製のグースネックで自由に向きを変えることができます。
脱着マイクとコントロール部のマイクがオフになる排他使用となっています。
マイクを装着したところです。集音部が口のほうを向くようになっていました。
コントロール部です。ボリュームは珍しいスライド式です。
個人的にはボタンをポチポチ押すよりもこちらの方が直感的に操作できると思います。
「I/N」はマイクのオンオフスイッチで、「・・」は再生や一時停止のファンクションスイッチです。
使ってみた
さて肝心の使い心地についてです。
マイク端子とイヤホン端子が別れているデスクトップPC等には付属のスプリットケーブルを使用します。
アンプ接続必須とか言われますが、いきなり投資できるわけでもありません。
まずはPC本体に直刺しでイヤホンからゲームサウンド環境を整えるのも一手だと思います。
QUEENの「WE WILL ROCK YOU」は独特の「ドン!」が、床を踏みならしているというのがはっきり分かります。
かといってほかの音が超低音に埋もれる訳ではなくフレディー・マーキュリーのボーカルやギターなどもしっかり聞き取れます。
イメージとしてはライブハウスのアンプから出てくるサウンドっぽい気がします。
なお、ねこびっとさまの「音響機器テスト用無段階サイン波音源」でサイン波を再生してみると24Hzあたりから聞き取れました。
音の傾向
個人的には以下のような印象を受けました。
高音域 B
中音域 A
低音域 A++
広がり B
密度 A
写真はTeclastのノートPC F15に接続したところです。プラグがL型なので邪魔になりません。
YouTubeにある足音・定位テストを聞いてみたところ、前方正面からと背面からとでは足音が異なるのが判別できます。
カナル型イヤホンの構造上、耳の奥深くで音が出てくるため前方の音はセンターからわずかに上、背面の音はセンターからわずかに下から聞こえてくる感じです。
低音が強いので遠くの足音が比較的聞き取りやすいのが大きな特徴です。
高音寄りのイヤホンを使っていて、遠くの足音が小さく聞き取りにくい場合に試してみるのもいいかもしれません。
iPadに接続してみました。やはりしっとりと聞くよりもSTGやアクションなど動きのあるコンテンツに向いてます。
ゲーミングと銘打っていますが、スマホはもちろんDAPやポータブルオーディオに接続して普通のイヤホンとしても使えます。
特にスライドボリュームが秀逸で、ボタン式のように連打するつもりが長押しになってしまい誤作動するということがありません。
面白いことに、1938年録音のバッハ無伴奏チェロ組曲1番「プレリュード」はシャーというノイズが減って聞きやすくなりました。
高音は必要な分だけで低音~中音がメインの音作りは当然ゲームをターゲットとしたキャラクターですが、録音状態の悪い音源ではローパスフィルターのような使い方もできそうです。
PS4など対応機種であればコントローラーのイヤホンジャックにも接続できます。
YouTubeやAmazonプライムの映画を見てみると、とにかくドスンという低音が前面に出てきます。
ゲームの実況動画やアップテンポなサウンドに向いている感じですね。
ということで今回はVANKYOのゲーミングイヤホンG10でした。
気分を盛り上げる精悍なデザインと、小音量からでも響く低音が気持ちよいイヤホンです。
手軽にゲームサウンド環境を整えたい、映画をがっつり楽しみたいというシーンにも活躍します。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
-
前の記事
2つのヘッドでぐんぐん取れる! DesertWest毛玉取り器レビュー 2021.10.07
-
次の記事
分かりやすいUIでパーティションを簡単管理 MiniTool Partition Wizard無料版レビュー 2021.10.14