UHANS U100 レビュー 堅くて柔らかいスマホ?

UHANS U100 レビュー 堅くて柔らかいスマホ?

こんにちはFLIP↗FLOPです。

OUKITEL K10000 Proが発表されましたが、第一印象はUHANS U100か!と思いました。そもそも今回のFLIP↗FLOPにご登場願うUHANS U100も最初はVertu?と思ってしまいましたが、こういうデザインは一定の需要があるようですね。
このUHANS U100、既に発売から1年半以上たっているんですが、そのせいか投げ売り状態です。Amazonでは並行輸入のものしか残っていないので50,000円オーバーですが、GEARBESTでは11,780円(6/21現在)、geekbuyingでは6,887円(6/21現在)となっています。geekbuyingが激安なので、今回はgeekbuyingで購入しました。

使われているのはMediaTek MT6735PというCPUですが、販売サイトによって周波数がまちまちです。正しくは1.0GHzですね。日本だとFREETELのPriori3Sが同じCPUを使用しています。Priori3Sはゲームをしなければ日常困るようなことはありませんが、U100もヘビーな使い方をしなければ十分使えるスペックです。

そもそも技適なしなので電話として使うことはできませんが、この価格なのでいじり倒すのにはもってこいです。
まあいじり倒すといってもROM焼きをしたところで文章でしか伝わりませんし、新しい機械が来ると取りあえず分解したくなってしまうタイプなので、今回は不具合が起きない程度に開けてみてハード的なレビューをしたいと思います。

(2017年06月の記事です。)

製品の仕様

名称 Uhans U100
対応周波数  2G GSM 850/900/1800/1900MHz
3G WCDMA 900/1900/2100MHz
4G FDD LTE: 800/1800/2100/2600MHz
対応SIM 標準SIM、Micro Sim(Dual standby)
無線通信 802.11 b/g/n
Bluetooth 4.0
センサー GPS、重力センサー、近接センサー、光センサー、地磁気センサー
OSバージョン Android 5.1 Lollipop
CPU MTK6735 クアッドコア  1.0GHz
GPU: Mali T720
ROM 16GB
RAM 2GB
画面サイズ 4.7 インチ
解像度 1280 x 720
カメラ 背面13MP 前面5MP
外部ストレージ microSD(64Gまで)
バッテリー容量 リチウムイオン2200mAh

特徴的なデザインですが、背面は型押しのエキゾチックレザーぽっくなっています。

前面の下部にスピーカーグリルがあるので、動画を見るときは聞きやすいですね。

戻るキーが右で左はタスクキーではなくメニュー呼び出しです。タスク呼び出しはホーム長押しになっています。

画面上部には近接センサーが見えます。

上部は充電用MicroUSBとイヤホンジャックです。

下部というかおしりですね。

背面のカメラ回りにメーカーロゴの入った金属プレートがあります。

後述しますが、背面カバーはあんがい簡単に外せます。

さて、ここからが本題です。これが来たらやってみたかったことが、どれぐらい固いのかということです。バッテリーを装着し背面カバーを取り付けた状態で端末をねじりますが、異素材の組み合わせということもありわずかにしなるだけです。


ではカバーはといいますと・・・

ええー!こんなに柔らかくていいんですかというぐらいよく曲がります、やわやわです。

金属プレート周辺はさすがにそこまでではありません。もといプレートが曲がっちゃうと困るのでそこそこにしています。

最初に型押しのエキゾチックレザーっぽいと書きましたが、「ぽい」のであってレザーではありません。試しにカッターナイフで背面カバーを削ってみると・・・うん、安心のプラスチック製です。むしろこの価格でレザーだったらどうしようかと思います。

今度は内部を見てみましょう。カメラユニットとLEDは、カバーが分厚いのでわりと出っ張っています。

バッテリーは2200mAhとそこそこの容量です。

背面下部を開けてみましたがスピーカーの配線がつながっているのであまり開きません。

サイドのアルミニウムのモールを取り外すと音量ボタンが出てきます。ボタンを見ると電子機器だなあと思いますね。

今回軽く分解してみて感じたのは、下の写真に写っているディスプレイ用のフレキシブルケーブルです。ここを留めているロックはしっかりしているのですが、分解するときに器具を差し込むとちょうどこのケーブルに当たるので、チェックしないまま組み立てると画面が映らなくなります。

最初に組み立てたときは「え、壊れた?」と思いましたが、画面のバックライトは点灯するしPCに接続するときちんと内部が見られるので、ケーブルをチェックして組み直したところきちんと映るようになりました。

ハード周りのレビューでしたが、ベンチマークや設定回りのスクリーンショットも何枚か載せておきますので、そちらが気になる方は下記の画像を参考にしてくださいね。

レビューというより分解報告みたいになりましたが、今からこれを買う人はよほどの物好きか、何でもいいから安価な端末が欲しいという人、このデザインがたまらんのでコレクションしたいという人でしょう。
もし分解することがあったら参考にしてください。