1000円でおつりが来るTACKLIFE デジタルノギスDC01

1000円でおつりが来るTACKLIFE デジタルノギスDC01

こんにちはFLIP↗FLOPです。

今回は工具ブランドとして広いラインナップと新機軸の製品を次々投入しているTACKLIFEのデジタルノギスDC01です。

日常でそんなに出番のないツールですが、メジャーや定規では測りにくい形状のものにはやはりノギスが活躍します。
TACKLIFEのDC01は1000円を切る格安デジタルノギスなので、ときどきしか使わないとか試しに使ってみたいというケースにはちょうどいい価格です。

       

製品の仕様
測定範囲 0-150.00mm
最小読取値 0.1mm
誤差 ±0.2mm
ディスプレイ LCD液晶
電源 CR2032
材質 ABS+カーボンファイバー
サイズ 240×77×17mm
LCD液晶画面サイズ 52×19mm
質量 60g
作業温度 0~40℃
保管温度 -10℃~60℃
パッケージ内容
デジタルノギス
CR2032ボタン電池
日本語取扱説明書
保証書(2年保証)

パッケージにノギスのイラストが描かれています。ホームセンターで買うとブリスターが多い気がしますが、中国通販製品はほとんどがこのタイプですね。
ノギス本体と説明書、保証書、ボタン電池で1セットです。
目盛りは黒字に白の印字です。この部分はつや消しっぽくなっており見やすいと思います。
液晶スクリーン部は比較的高さがあります。
外側用ジョウの先端はニッパーのように傾斜が付いています。
なお、外側用ジョウと内側用ジョウの根元は一段へこんでいるので、薄いものを計測するときは注意が必要です。
スクリーンには保護フィルムが貼ってあります。
上部横にボタン電池を入れるスロットがあります。
ボタン電池はCR2032なので、コンビニでも買えます。
繊維関係の機械のスライド部のパーツです。今回はレール棒を通すベアリングを測定してみましょう。
外径を測るときは外側用ジョウをこのように当てます。ベアリングの外形は25.8mmでした。
内径を測るには上の内側用ジョウを差し込んで広げます。ここは16.5mmでした。
奥まで差し込みすぎると、ジョウ根元の段差に入るため測定値がずれます。この測り方だと16.9mmになります。この段差を使うのはどういう場合なのかの見極めが重要ですね。
ちょっと分かりづらくなってしまいましたが、今度は段差の測り方です。ノギスの先端を一番奥に当て て、測りたい位置まで引いていきます。内径測定の応用っぽいです。
深さを測る際はノギスのおしりを測定物に当て引き、中のデプスバーを当たるまで伸ばしていきます。
個人的に一番助かったのはTARIONのフィールドモニターの保護フィルムを貼るときです。ベゼルに暖があるため定規では厳密に測れないんですよね。でもノギスだとベゼルの奥に突っ込んで正確に量れるので、よりぴったりとした保護フィルムを切り出すことができます。

ノギスや工具って製造業者が使うようなものを買っても、確実に元を取れない人の方が多いと思います。工具集めが趣味の人や糸目を付けない人ならいいですが、ちょこちょこっと使いたいだけなら1000円前後の格安デジタルノギスでまかなうのもアリだと思います。

TACKLIFEのデジタルノギスDC01が気になった方はチェックしてみてくださいね。