au系もOKの東京発SIMフリースマホMode1 RR レビュー

au系もOKの東京発SIMフリースマホMode1 RR レビュー

こんにちはFLIP↗FLOPです。今回は東京都足立区に本社を置く株式会社ピーアップのSIMフリースマホMode1 RRです。

Mode1はシリーズとなっており、カーボンとメタルを基調としレーシングシーンをイメージしたデザインのRRはシリーズ4代目となります。
SIMフリー端末にありがちな「画面解像度が低い」というトラップもなく、RAM4GB/ROM64GBやBluetooth5.0、NFC、USB Tyape-C端子など、日本メーカーらしい使いやすさです。

         

製品の仕様

外径寸法 74.9mm × 156.4mm
質量 約 178g
カラー  ブラック / ホワイト
OS  Android™9.0
CPU Helio P22 4Core(2GHz) + 4Core(1.5GHz) 8コア
RAM/ROM 4GB/64GB
バッテリー容量 約 3200mAh
ディスプレー 6.3型
SIMスロット 2
カメラ フロント 約2000万画素 / メイン 約1600万画素 + 約200万画素
Wi-Fi 2.4GHz / 5GHz(802.11 a/b/g/n/ac)
通信
2G 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz
3G
 Docomo Band 1/6/19
 SoftBank Band 1/8
4G
 Docomo Band 1/3/19/28B
 au Band 1/26/28B/41
 SoftBank Band 1/3/8/28B
スロット1 : microSIM
スロット2 : nanoSIM
VoLTE :auVoLTE
Bluetooth : v5.0
NFC : A/B
センサー GPS、A-GPS、e-compass、ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、指紋センサー
付属品 保証書、クイックガイド、USB TypeCケーブル、nanoSIMカードアダプター

外観

クリアケースのパッケージでRR本体を前面に押し出しています。
初回限定特典のシリコンケースとSIMピン、nanoSIMアダプター、保証書、クイックガイドが付属していました。
最も目を引くのが背面のカーボンパターンです。下部には「Mode1 in Tokyo」の印字があります。
水滴型ノッチのディスプレー で解像度は2340×1080と非常に高精細です。
右サイド音量ボタンと指紋センサー内蔵の電源ボタンがあります。サイド指紋認証はXperiaを彷彿とさせます。
左サイドにSIMスリットがあります。microSIMとnanoSIMスロットが用意されています。
最近では省かれつつあるイヤホンジャックも搭載。
充電はUSB-Cポートでスピーカーは両サイドにありますね。
カメラは2眼で出っ張っているタイプです。

システム周り

壁紙はカーボン基調ですがUIはノーマルです。
プリインアプリは非常に少ないです。RAM4GB/ROM64GBなのでストレージはそこそこあります。
DSDV&au VoLTEにも対応しています。 画面上部には「VoLTE」の表示が見えます。
日本のメーカーなので主要なAPNは網羅されています。私はLINEモバイルですが、SIMカードを差し込んだら特に何もしなくても使えるようになりました。
当然技適も取得済み。後顧の憂いなく国内で使えます。
ひととおり初期設定が済んだらすぐにアプデが来ました。
Antutuスコアは平均で90000です。
ローエンド機で40000~50000ですから、90000あれば3Dゲーム以外なら快適に使えるレベルです。

カメラ

スマホと言うとカメラ性能が重視されるのが個人的には不思議なんですが、それはおいといて、RRで撮った写真です。リサイズのみで他はいじっていません。

鯖江市西山公園のレッサーパンダの赤ちゃんを見に行ったときに、南側階段から市内を撮ってみました。彩度やコントラストを極端に上げるわけではなくあっさりした感じです。
いい具合に色づいたイチョウの木です。空はほぼ見た目どおりに映ります
公園のベンチの奥側によく見るとトンボが止まっています。個人的には、地面すれすれで撮ったときの0.5m~2m辺りが、RRの一番得意なピント位置かなと思います。
ホームの向こう側に見える新幹線工事のクレーンや橋脚です。8月に撮ったので空の感じが違いますね。
金沢市の21世紀美術館です。あいにくの曇り空だったせいか、標準カメラアプリでは地味な感じです。色の出方はPENTAXに似ている気がします。
美術館横の歩道です。映える感じの写真はRRでは難しいですが、かといって極端な破綻は見受けられません。
名神高速上りの大津SAです。午後9時ぐらいなので店は閉まっていました。さすがに歩いている人はブレていますが、ホワイトバランスのオートモードが優秀です。 2カ月ほど使っていますが 、夜間撮影での色かぶりが出ることはほとんどありません。

総評

ということで今回はピーアップのSIMフリースマホMode1 RRでした。
デザインは個性的に、中身は「普通」という評価を目指して生み出された日本らしいスマートフォンです。
国内のネットワークにしっかりと対応し、ゲーマーでなければストレスなく使えます。カメラ周りがちょっと気になりますが、それ以外はしばらく使って見てもこまるようなシーンがありません。
RRが気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。